Interview

社長インタビュー
はじまりは 18歳の時。1枚のペラ紙に描いた夢から 描いたイメージのその先に挑め 怒ってる人を見ると面白くなっちゃうよね 多彩な仲間と次のゲームに挑む! 負けず嫌いだから、すぐ心に火がつく。そこからが勝負 楽しくて夢中になるけど、手は鉄壁の守りでいこう 旅の青はエネルギーカラー 仕事は人生の目的ではない 未来がどうなっているかなんてわからない、でもその方が面白い
  • 社長インタビュー

    お客様とは、対等でありたい。

    お客様と同じ所、

    目指す所まで同じ目線で見上げて、

    上を向いて挑みたい。

    代表取締役 CEO アートディレクター 内村陽一Yoichi Uchimura

    お客様の思い描いた完成イメージを超えて行く、
    楽しむための努力を惜しまない─
    15年以上安定した成長を続けてきた
    クロスリングウェイ 内村代表

  • はじまりは18歳の時。1枚のペラ紙に描いた夢から

    Question01.

    この業界で起業しようと思った理由、きっかけは何ですか?

    社長インタビュー

    我が家は家系的に起業や、事業を起こす人が多かったので、いずれ自分もそうなるのだろうと子どもの頃から思っていました。起業することは、私の中では自然な流れでした。30歳で起業しようと決めたのは、18歳の時です。A3の紙に自分の人生設計を描きました。デザインの分野には以前から興味があったんです。小学生の時から絵を描くことが好きで、身の回りのさまざまなことを観察・思考していました。どのような工程で作られ、何が意図されているのか。デザイナー思考は、自分でも知らない内に養われていたのかもしれません。

    起業した当初は、名刺デザインの仕事からスタートし、3ヶ月で2,000円の収益でした。その後、ご縁があり24歳の時に店舗のデザインを手掛けるようになりました。パチンコ店の立ち上げなどに携わり、0から店舗が立ち上がっていくのを実際に見て経験し、やりがいを感じおもしろいと思いました。26歳の時に、電気配線を行う会社の方から「デザインの仕事に興味があるならうちでやってみないか?でも、それで事業成果を得られないならその道は諦めなさい」という条件付きで声を掛けていただきました。プレッシャーとは思いませんでしたね。何事も常にゲーム、というのが私のスタンスでしたから。パソコンは自分で購入し、技術はAdobeのソフトなどを実際に動かして、実践的に学びました。トライアンドエラーを繰り返し、お客様も自分も納得のできる仕事ができました。お客様がイメージしているものを、超える。求めていることにきちんと寄り添った上で、更に上を行く。努力した分だけ倍になり、信頼も獲得し、次の仕事に繋がります。今もその思いは変わりません。その後、チラシなども作成するようになり、その技術を応用してTVCMを制作できるんじゃないか、次は HPを制作できるんじゃないかとステップアップし、今ではさまざまな業界の方から仕事の依頼をいただくようになりました。

  • 描いたイメージのその先に挑め

    Question02.

    今までで印象に残ってる仕事の依頼を
    教えてください。

    社長インタビュー

    Question02.

    今までで印象に残ってる仕事の依頼を
    教えてください。

    鹿児島の大型商業施設の案件です。ブランディング、年間クリエイティブをコンペで勝ち取りました。大きな企業のWebサイトの制作を手掛けたのは、はじめてのことでしたので強く印象に残ってます。制作当初から、ランドマークである観覧車をデザインのメインとして使用することは決めていました。後は、頭の中で思い描いたイメージを、どのように超えていくか。楽しみながら、制作を行いました。完成したWebサイトでは、作成した観覧車のフラッシュムービーを、サイト全面に流すという印象深いデザインとなり、高評価を得ました。

  • 怒ってる人を見ると面白くなっちゃうよね

    Question03.

    人生の失敗談を教えてください。
    また、それをどうリカバリーしましたか?

    私がまだ20代、パチンコ店の機体などのメンテナンスに携わっていた時のことです。ある時、機体のシステムの不具合が起こり、パチンコ店全体が営業できない事態になりました。パチンコ店の店長に営業妨害だと訴えられ、激怒されました。謝るだけでは意味がない、と即座に作業に取り掛かったんです。時間はかかりましたが、手動で機体を修理し復旧させました。帰り際、店長からお菓子を渡され「持っていけ。本当におまえは逃げないな」と言われたんです。その事件で、店長の信頼を獲得することができました。以来、怒っている人を見ると面白がってしまうようになりました。不謹慎ですけどね。喜怒哀楽が全面に出る時って、その人の本音が出る、受け取れる貴重な場面だと思うんです。相手が怒り出した時は、仲良くなれるチャンスだと考えるようになりました。

    社長インタビュー
  • 多彩な仲間と次のゲームに挑む!

    Question04.

    個人的、企業として求める人の素質・性格とは?どんな人と一緒にチームを組みたいですか?

    社長インタビュー

    Question04.

    個人的、企業として求める人の素質・性格とは?どんな人と一緒にチームを組みたいですか?

    第1条件は、気を遣わなくてもいい人ですね。互いにそうなるのが理想です。スキルは今後さまざまなことを経験し成長、追加されていくものだと思っています。多様性のあるメンバー構成が目指す所です。RPGのゲームのように、剣士がいて、魔法使いがいて、それぞれみんな違う個性と能力を持っている。自分の力で考えながら行動するのも大切だけれど、他者に協力・助けてもらうのも重要ですね。他者のアドバイスや力を借りるのも学びになると思っています。自分自身、スタッフを雇っているとは思っていないです。スタッフが一緒になって挑んでくれている、1つの家族のような気持ちです。信頼するスタッフとなら一緒に仕事をしたいし、スタッフが挑戦することは応援したい。人生を背負う覚悟でいます。

    社長インタビュー
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  • 負けず嫌いだから、すぐ心に火がつく。そこからが勝負

    Question05.

    ご自身の長所・短所は?

    短所は、負けず嫌い、短気な所ですね。嘲笑されたり、見下されたと感じた時に火がついて、『勝負してやろう!』という気持ちになります。「◯◯の会社みたいなデザインにして」と言われるのも好ましくないです。既成の概念や、当たり前のことをするのはおもしろくない、お客様の予想や自分の能力を超えていくのが好きです。お客様とは、常に対等でありたいと思っていますし、目標・金額といった掲げた 1つのことに向かって一緒に励んでいきたい。お客様と同じ所、目指す所まで同じ目線で見上げて、上を向いて挑みたいと考えています。

    長所は、「会うと元気になる」とよく言われることでしょうか。自分ではわからないけれど、うれしいことだと思います。想像力やイメージ力は人一倍強いです。仕事にも活かせている部分だと思います。でも、想像力豊かなので、ホラー映画は苦手ですね。和製ホラーは、本当に無理です。

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  • 楽しくて夢中になるけど、手は鉄壁の守りでいこう

    Question06.

    社長以外だったらどんな職業につきたいですか?

    社長インタビュー

    サッカー選手。学生の時、サッカー部に所属するほど好きで打ち込んでいました。今もサッカーは試合を観戦するのも、プレイするのも好きです。社内部活として、スタッフとフットサルをしています。リフレッシュにもなるし、健康にも繋がる。仕事のためにも身体を動かすのは大切ですね。
    手はケガすると仕事できなくなってしまうので、そこは守りつつ。みんなで共通の趣味を楽しんでいます。

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  • 旅の青はエネルギーカラー
    社長インタビュー

    Question07.

    次の仕事へ向かうため、
    何をしてリフレッシュしていますか?

    海、空を見るとリフレッシュできます。壮大な青を見ると元気をもらえますね。
    特に海外から帰国の際、飛行機の窓から日本を見る瞬間が好きです。上空から日本の景色を見ると「こんな小さな所でがんばってきたんだな」って俯瞰できますから。日本を出て海外の異文化に触れると視野が広がるし、様々な経験をして心が大きくなって帰って来たような晴れ晴れとした気持ちになれます。海外に飛べなかった時は、九州を中心に周遊していました。国内であっても、異文化に触れる、新たな景色を見るのは繋がる所があります。

    Question07.

    次の仕事へ向かうため、
    何をしてリフレッシュしていますか?

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  • 仕事は人生の目的ではない

    Question08.

    自分より下の世代に、これだけはやっておけ!と伝えたいことは?

    まずは、親孝行することを大切に。後悔をしない人生選択をして欲しいです。人生は選択の連続で、AかB、どっちが成功するか。未来は誰にもわかりませんから、迷った時は、後悔しない方を自分で選択する事が大事だと思います。仕事だけが人生ではありません。自分と家族の人生を豊かにするための手段として仕事があるだけ。家族との時間はかけがえのない物。後悔はしないように選択していってもらいたいです。

    社長インタビュー
  • 未来がどうなっているかなんてわからない、でもその方が面白い

    Question09.

    未来へのビジョン。今後個人的、企業として目指していきたいこととは?

    社長インタビュー

    Question09.

    未来へのビジョン。今後個人的、企業として目指していきたいこととは?

    まずは、クロスリングウェイのメンバーを100人にすることが目標です。いざという時、損得なしで手を差し伸べられる人間関係を構築したいと思っています。様々なスキルや個性を持ったスタッフが助け合い、技術や精神を磨き合うことで、人間としても企業としても成長していけると考えています。

    お客様はもちろん、出会った方、コンテンツを見た方、制作に携わった私達自身も幸せになる仕事を行うと決め、未来に向かって日々、メンバーと共に歩み続けています。刻一刻と変化していくIT 業界のコンテンツや課題に、楽しみながらこれからも飛び込んで行きたいと思います。100人体制になったクロスは想像がつかないけれど、楽しみですね。

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    プロフィール

    内村 陽一(うちむら よういち)

    1975年生まれ

    26歳でデザインをはじめ

    2005年6月2日にクロスリングウェイを起業